「犬を放し飼いにするおばあさん。車でぶつかりそうになると怒鳴り込まれ...理不尽」(京都府・40代女性)
今回も、ペットを巡るトラブルだ。京都府のPさん(40代女性・主婦)を困らせているのは、犬を放し飼いにする近所の老婦人である。
「うちのペロちゃんがケガしたらどうするの!」――事あるごとにかみついてくる彼女に、Pさんはいつもげんなり。老婦人の無茶な言い分は?
相手が有力者なだけに...
私の地元には、昔から住んでいる「有力者」とでも言うべきおばあさんがいます。年は80過ぎ、亡くなられたご主人ともども地区のまとめ役のようなことを長年やっておられ、比較的最近に越してきた私たち(それでも、もう20年近くになりますが......)などからすると、なかなか逆らいにくい相手です。
しかし最近では年齢のせいか我慢が効かない様子で、あらゆることに文句をつけてくるので困っています。特に、溺愛している犬のペロちゃんがらみになると、ほとんど言いがかりのような苦情を持ち込んでくるのです。
危うく轢きかかったところに鉢合わせして
このペロちゃんは小柄な柴犬で、これまた十数歳の「おばあちゃん」です。おばあさんはこの犬を、リードもつけず庭で放し飼いにしています。
比較的おとなしい犬ではあるのですが、加齢もあってか急にふらっと道に出てきたり、近所をうろうろしていたりします。なので、うちの主人が車を走らせていると、危うく轢いてしまいそうになるのです。
あるとき、ちょうど家の前でペロちゃんにぶつかりそうになったところを、おばあさんに見つかってしまいました。おばあさんは顔を真っ赤にして怒ります。
「うちのペロちゃんがケガしたらどうするの!」
「お宅に行く新聞配達のバイクが...」←うち関係なくない?
こんな理不尽なこともありました。朝、いきなり我が家に乗り込んできて、何を言うかと思えば、
「あんたの家が取っている新聞配達のバイクが、うちのペロちゃんを轢きそうになった! どうしてくれる!」
そんなこと言われたって、どうしようもありません。とばっちりもいいところです。
放し飼いにしている方が悪い――そう反論したいのはやまやまでしたが、喉まで出たところで飲みこみました。なにしろ、相手は地元の有力者です。下手に反論しようものなら、あることないこと近所に言いふらされるに決まっていますから。このあたりでは、そんなことになろうものならとても生きていけません。
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