「騒音隣人に決意の反撃!...したら逆効果で引っ越しする羽目に」(東京都・40代男性)
立地や間取り、家賃は、新居を決める際の重要条件。しかし、それに加えて求めたい条件であるに関わらず、実際に入居しないとなかなかわからないこともある。そう、隣人のひととなりだ。
東京都のOさん(40代男性・フリーライター)は、隣人の騒音に悩まされていた。エスカレートする深夜の騒音に抗議の反撃に出たところ......。
多少の騒音は我慢
初めて都内でマンションを借りた際、隣の住人の騒音に悩まされた経験があります。
引っ越した日に、一応粗品を持って挨拶に行ったのですが、住んでいたのは20代前半と思われる学生風の女性でした。
一人暮らしのようでしたが、毎日のように彼氏が泊まりに来ていたので、結構騒がしかったのです。
私はすでに社会人だったので、夜は12時には寝る生活をしていたのですが、隣の部屋が夜遅くまで賑やかなので眠れないこともしばしばありました。
ただ、毎日騒いでいたわけではなかったので、多少のことは我慢して暮らしていました。
異変の始まりは半年後から
しかし、半年くらいが経った頃から、隣の騒音が酷くなったのです。
騒音といっても、テレビや音楽などの騒音ではなく、隣人女性とその彼氏が頻繁にケンカをするようになったのです。
派手なケンカも増えてきて、しかも深夜まで彼氏の怒鳴り声が聞こえるので、何度も夜中に目が覚めてしまうのです。
さすがの私も、眠れないことにイライラし始め、失礼を承知で、壁を「ドン」と少し叩いてみました。
そうすれば、少しは静かになると思ったからです。
ですが、それは逆効果で、彼はますます激高し、私の部屋を思いっきり叩き返してきたのです。
これ以上何かすると、絶対にトラブルになると思った私は、我慢することしかできませんでした。
隣人の事前チェックを心がけたい
マンションの契約は2年でしたが、ちょうど1年が経過した頃、結局私はその騒音に耐えきれず引っ越しをすることにしました。
本当は、隣人のせいで自分がお金をかけて引っ越すのは嫌でしたが、隣人が学生ということもあり、そう簡単に引っ越しはしないだろうと思ったので、仕方なく引っ越しをしたのです。
次に住んだマンションでは穏やかに生活することができましたが、やはり住む前に、不動産屋さんの方にどんな方が住んでいるかなど、聞いておけば良かったと思っています。
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