大阪人は「あたたかい納豆」に抵抗がある?【いばらきペロリ/東京の視点×大阪の目線】
地元ならではの視線で、テレビをウォッチしてきた東京、大阪出身のコンビ。さらに視野を広げて、各地のローカル番組にも注目した。その第1弾として茨城県が運営するインターネットテレビ「いばキラTV」とコラボ。「ミス大食い」の桝渕祥与(ますぶち・さちよ)さんが、茨城グルメを食べつくす名物企画「いばらきペロリ」をウォッチする。
今回は県のアンテナショップ「茨城マルシェ」(東京・銀座)が舞台。肉で納豆をはさんで揚げた「納豆とんかつ」4人前をめぐって、納豆の妖精「ねば~る君」と大食い対決を繰り広げる内容だ。が、2人の興味は勝負の行方より、「納豆とんかつ」なる珍メニューに集中して......。
大阪の目線→ねば~る君の「小技」
関西人は納豆食べない、ってよくいわれるけど、実際そこまでやないで。出たら普通に食べるし、おいしいと思う。でも、この番組に出てきた「納豆とんかつ」は強烈やったな~。だって、納豆があたたかくなってんやろ? ちょっと積極的に食べたいとは思えへんなぁ、匂いとかキツそうやし......。でもおいしそうに食べとったね。1回チャレンジする価値はあるかも。
しかし、この回はほとんどねば~る君が主役みたいなもんやね。背後にはねば~る君のポスターがたくさん貼ってあったし、目がハートになったり、血走ったりとめっちゃ小技出してきてたし。こっちの番組だと体が伸びるアレくらいしか見たことなかったけど、結構芸達者でびっくりしたわ。
それはそれとして、メインであるはずの桝渕さんが、まさかの神奈川出身。「茨城の人はそれでいいの?」と思わずツッコミ入れてしもうたわ。(暖房器具がほしいさん・大阪出身)
(後編はこちら)
東京の視点→納豆以外の「名物」に興味
有楽町周辺は、いろんな地方のアンテナショップがあるんだよね。普段行かないところの名産品が気軽に買えるから、たまに立ち寄ってみることもあるよ。でも茨城県のもあったなんて知らなかったなあ(汗)。
それにしても、納豆とんかつっていうのは、いろんな意味ですごいね。豚肉やご飯など食材は全て茨城県産っていうのはこだわりが伝わるし、お肉はすごくジューシーで柔らかそう。でも、そこに納豆。やっぱり茨城といったらそれなんだね......。普通にトンカツと納豆ご飯の方でいいような気もしたけど、まあそういうわけにもいかないのかな。
茨城は東京から結構近いんだけど、その割に納豆以外の名物がピンとこないんだよね。だからこうやって納豆推しになるのかな。個人的な意見だけど、納豆って結構好き嫌いが別れるから、魚介類や米や農産物とか、茨城県で作っているものをもっとアピールしたら、魅力がもっと伝わるんじゃないかと思うよ。こういうこと言うと、また東京人は上から目線だ、とか言われるんだけどね(笑)。(roseさん・東京出身)
東京の視点×大阪の目線
東京と大阪、2人のウォッチャーが、東西それぞれの目で同じテーマをウォッチ。東京人の「視点」と大阪人の「目線」、あなたが共感できるのはどっち?