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若者の年賀状離れ、江戸時代の侍に聞いてみたら...「手紙で済ます? 江戸なら叩っ斬られるでござるよ!」

竹内 翔

竹内 翔

2016.01.01 06:06
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年賀状が広まったのは明治時代、それも日清戦争後

――てっきり、年賀状って昔からの伝統かと思い込んでいました。

 ああ、多いんでござるよそういうの。江戸なしぐさとか。そもそも年賀状が確立したのって、郵便制度ができた明治以降でござるからな。みんながやるようになったのは、せいぜい日清戦争後らしいでござるよ。

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――......江戸時代の方ですよね。

 おっと。

――ちなみに現代の若者は年賀状の代わりに、LINEなどのSNSで年始のあいさつをしています。Jタウンネットのアンケートでも、回答者の3割近くがSNS、またメールなどを使っているそうです。

 らいん......とな? なにこれ、すっごい便利。え、これでもう全部済ませてよくないでござるか?

スマホに大興奮の侍

スマホに大興奮の侍

――年賀状は叩き斬るとか言ってたのに......。

 ははは。まあ時代が変われば、あいさつの方法も変わって当然でござるよ。肝心なのは、変に形を押し付けることではなく、それを通じて伝える真心ではござらんか。年始回りであれ、年賀状であれ、らいんであれ。

「江戸にもらいんがあれば便利でござるのになあ」

「江戸にもらいんがあれば便利でござるのになあ」

――なるほど。本日はありがとうございました。

 こちらこそ、かたじけない。

ついでなので、年賀状にもチャレンジしてもらった

ついでなので、年賀状にもチャレンジしてもらった
「これはこれでいいものでござるな」

「これはこれでいいものでござるな」

というわけで、今回は江戸時代の侍をお招きしての特別インタビューをお送りした。みなさま、Jタウンネットを2016年もなにとぞよろしくお願いいたします。

「よろしくお願いいたします」

「よろしくお願いいたします」
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