妖しくも美しい...よさこい・太宰府まほろば衆の演技に「神の世界に迷い込んだようだ」
「太宰府まほろば衆」に電話で話を聞いてみた
Jタウンネット編集部は、「太宰府まほろば衆」に電話で話を聞いてみることにした。電話に出てくれたのは、事務局のゆうこさん。代表の奥様である。
「代表は非常にシャイなので、お話はご勘弁ください」と、代表夫人。演舞の際は、声明のような口上を朗々と謳い上げる代表だが、インタビューは苦手だという。代理として、夫人に話してもらった。
代表の職業はグラフィックデザイナー。このチームの演目の構想、構成、音楽、振付、衣装デザインはすべて、代表自らが決めたとのこと。目を奪うような美しい舞台は、デザイナーならではの感覚が発揮されているのだろう。
現在のメンバーは、大人が約20人。週に1~2回、商工会協力の施設で、稽古をしている。昨年、キッズチーム「こうめ」も誕生した。昨年は約20回、各地で開催されたよさこい祭りやイベントで上演した。九州の中がほとんどだが、東京でも演舞を行ったという。
2013年には、「大江戸ソーラン U-20」で金賞を受賞、「わっしょいYOSAKOI北九州2013 YOSAKOI-11」では優勝するなど、受賞歴も豊富で、実力派として知られている。
昨年は、韓国扶余郡で開催された百済文化祭にも出演した。ここで、百済文化祭で上演した楽曲「八相八陣」の動画をご覧いただこう。YouTubeからも閲覧できる。
太宰府まほろば衆 帥「八相八陣」[百済文化祭]
近ごろ、「JR九州櫻燕隊」というチームが注目されている。九州新幹線開業をきっかけに結成され、硬派で男っぽくて、いかにも九州男児らしいと評判だ。彼らの作品の振付と衣装デザインを担当しているのも、実は太宰府まほろば衆である。
2016年4月17日、「第12回太宰府門前真舞祭」が開催される。九州・山口の強豪チームが集まる予定。まほろば衆の演舞は、ホストチームのため1回のみということだ。それ以外の活動は未定。まほろば衆のホームページやフェイスブックで確認を。
太宰府まほろば衆 封梅「縛牢の飛梅」[ふくこいアジア祭り2015_JR博多駅前会場]