太宰府の歴史・文化を伝えることがコンセプト
「太宰府まほろば衆」は、2002年、太宰府市商工会を主体に結成された。
太宰府は、古代、「遠(とお)の朝廷(みかど)」と呼ばれた「大宰府政庁」が置かれていたところ。ここには政庁の建物が立ち並び、九州の政治経済・軍事・外交を司る役所として、1000人を超える官人が働いていたと伝えられている。
901年、菅原道真が身に覚えのない罪によって左遷され、赴任したのも、まさにここだ。2年後、道真は失意のうちに没している。
この太宰府の歴史・文化を伝えることを基本コンセプトに生まれたのが、「太宰府まほろば衆」というわけだ。