破産告示と打ち付けられたベニヤ板...人気ラーメン店「光麺」いったい何があった
2015.12.11 06:00
六本木で見た「つけ麺」の面影
続いて訪れたのは、上野店(台東区)。駅前の大通り「中央通り」沿いで、ちょうど上野駅と、上野広小路駅の中間地点にある。残された店舗には「準備中」と「2Fに32席あります」の看板。隣りあう携帯電話ショップの「解除料負担します」の文字も相まって、独特の雰囲気を醸し出していた。
最後にやってきたのは、六本木店。六本木ミッドタウンの斜め前に立地する店舗は、ドアを板でおおう形で封鎖されていた。シャッターで閉ざされていた、池袋西口店や上野店よりも、より「跡地感」が出ている。
店の横には、「つけ麺あります」の旗が。寒風にあおられて、ヒラヒラとはためいていた。六本木の夜の蝶も、このつけ麺をたぐったのだろうか。師走の六本木。ふと思いを馳せてみる記者なのだった。