元・小学校のミニシアター「立誠シネマ」...歴史に浸れるその魅力をレポ
2015.12.05 11:00
日本初の映画試写実験に成功!
立誠小学校が移転してくる前の1897年1月に、この場所では日本ではじめての映画試写実験に成功しています。"映画の父"と言われるリュミエール兄弟がシネマトグラフ(最初の映画であるとされています)を発明し、パリから日本へ輸入されたことがきっかけとなりました。当時は現在の関西電力(旧:京都電燈)があり、そこで試写が行われました。
2010年には、日本映画原点の地を表す駒札が設置され、門川大作市長が除幕式を行いました。
1階部分には、立誠の長年の歴史が展示されています。
特設シアターを設置し、立誠シネマが始動したのは2013年。オープンから1年を試用期間としてましたが、正式に常設施設となり、2014年4月に現在のシアターが再始動しています。
シアターは小学校3階に設置されている35席の1つのみ。
受付や待合も、小学校の元教室なので、懐かしさがあります。