トータル4時間...大江戸線延伸を夢見る「大泉学園町~東所沢」区間を徒歩で取材
2015.11.08 11:00
清瀬北部駅、東所沢駅、そして...
地図によると「車両基地」は、関越沿いの「中学校」の前にある。おそらく現在の新座消防署の敷地を考えているのだろう。消防署を横目に、関越をまたぎ、清瀬北部駅(仮称)へ急ぐ。途中で「にいざ温泉」なる施設を見つけたが、仕事中なのでなくなく断念した。
ほどなく東京都清瀬市に入り、旭が丘団地を抜けると、清瀬北部駅であろう場所へたどり着いた。18時10分。ここは柳瀬川通りと、旭が丘通りが重なる「旭が丘交番」交差点だ。
柳瀬川を渡ると、武蔵野線の高架が見えた。ここからは埼玉県所沢市。歩道も街灯もない農道を、行きかう車におびえながら歩く。
20分ほど歩くと、道が開けた。途中に「名古屋」なるバス停を見つけ、気持ちが高まる。「名古屋から東所沢まで、5分で歩いたよ!」と自慢したくなったが、名前の由来は調べていない。
そうこうしているうちに、18時50分、JR武蔵野線の東所沢駅に到着した。光が丘からの歩行距離は、約4時間で19.1キロ。あくまで素人考えだが、「ずいぶん遠くまで延伸しようとしているな」との印象を受けた。
一面に広がる畑の地下を、リニアモーターの地下鉄が走る――。年度内にせまる答申がどうなるか気になるが、とりあえずは駅前の「日高屋」でビールをあおって、長旅の疲れをとるのだった。