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歌舞伎町で最古のストリップ劇場「TSミュージック」が閉館するかもしれない

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.11.03 11:00
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女性裁判官からは冷たい反応

滞納分の返済についてオーナー側と口約束を交わしたのに、訴状では全てなかったことにされている――そう岡野マネジャーは憤る。

「実は2014年1月、オーナー側とちょっとしたいさかいがありました。老朽化した水道管から水が漏れ、下のフロアが水浸しになってしまったのです。オーナー管理のメーターが原因のようで、8年ごとに取り換えるべきものがそのまま使われていました。被害を受けたテナントの声を代弁して『貸主に責任があるんじゃないですか』と私が意見したところ、そこから関係がこじれてしまい、いきなり解除通知が送られてきたのです」(岡野マネジャー)
劇場はビルの2階(編集部撮影)

劇場はビルの2階(編集部撮影)

もちろん、これはTSミュージック側からの見方だ。オーナー側の主張を聞くため、Jタウンネットは原告の代理人を務める法律事務所に取材を申し込み、担当弁護士と電話で話す機会を得たが、「依頼人の守秘義務がありますので、お話しすることはありません」と答えるばかりだった。

いずれにせよ一審の判決は2015年9月16日に言い渡され、原告のオーナーが勝訴した。

女性の裁判官には良い印象をもたれなかったと、岡野マネジャーは公判手続きを振り返る。

「『原告と被告が話し合ったという証拠はない』『被告の言い分は信用できない』といったことが判決文に書かれていました。最初から風俗ビルだったのに『品格が下がる』という記述も。こちらの言い分が一切認められなかったのは悲しいですね」
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