池袋・サンシャインの噴水広場が12月で一時閉鎖! アイドルの聖地が...
アイドル史におけるエポックメイキングな出来事も
一流芸能人から新人アイドルまで、様々なタレントが噴水広場に姿を現わした。
1985年発行の「7年間の記録(サンシャインシティの昨日・今日・未来)」を開くと、五木ひろしさんや松坂慶子さん、松田優作さん、河合奈保子さん、愛川欽也さん、吉川晃司さん、三原じゅん子さん、三田寛子など、当時の人気スターの出演写真が載っている。
オープン5周年記念時は、総勢200人のタレントが24時間かけて登場する、ド派手なイベントも実施された。
1985年7月のおニャン子クラブデビューイベントは、後のアイドル史に残る一大事件だった。「セーラー服を脱がさないで」の発表会と握手会を予定していたが、当初の予定を大幅に超える4000人が集まり、イベントは急きょ中止される。
ついこのあいだまで素人だった女の子たちが、メディアの宣伝によって大勢のファンを集める――。大人数のアイドルグループのビジネススタイルがここで芽生え、モー娘。やAKBグループに受け継がれて発展し、今の芸能界を席巻しているというのは、極論にすぎるだろうか。