「茨城はブスの巣窟」という定説に反論するこれだけの根拠
一度根付いた先入観とは恐ろしい。「茨城には美人がいない」というイメージは日本人のあいだに深く定着している。しかし、それはどこまで真実なのだろうか。
県民の美人度を正確に測定する術はないものの、芸能人は一つの目安となり得る。実は若手タレントに限っていえば、茨城は有数の美人揃いなのだ。
驚異のプロポーションを育む地
10代の女性が熱烈に支持するファッション誌の「seventeen」(セブンティーン)。2010年から2015年まで専属モデルを務めた北山詩織さんは、県北部の常陸太田出身だ。同誌に登場するモデルは皆抜群のスタイルだが、その中でも北山さんの「身長168センチ、股下の長さ85センチ」は際立っていた。
彼女は県のインターネット動画「いばキラTV」にレギュラー出演中で、日本人離れしたプロポーションを垣間見ることができる。
北山詩織の旅写真 IBARAKI phototrip 地元常陸太田市の鯨ヶ丘を歩く(YouTube「いばキラTV(公式)」より)
常陸太田の西隣に位置する常陸大宮は、現在放送中の昼ドラ「別れたら好きな人」(東海テレビ制作、フジテレビ系)に出演中の白石美帆さんが生まれ育った場所である。
ちなみに、元夫役の綾部祐二さん(ピース)も同郷の1人。
未来のアイドル界を担う逸材もいる!
2015年8月21日、人気アイドルグループ乃木坂46の妹分ユニットとして誕生した「欅坂46」(けやきざか46)は、応募総数2万2509名の中から22名が選出され、1名の辞退者を除く21人で結成された。
「ダントツ一番人気だろうな」
「大エース候補」
「ビジュアル選抜は間違いなくトップやね」
「美人と可愛いとバラエティを併せ持つ逸材」
とネットでささやかれているのが、最年長で20歳の渡辺梨加さんだ。
先述の北山詩織さんに頭の形と口元が似てて、足の長さ&顔の小ささは共通している。さらに同じメンバーの渡邉理佐さんも茨城生まれだ。
このほかにも、土浦の栗山千明さん、北茨城の来栖あつこさん、常総の羽田美智子さん、行方の永作博美さん、鹿嶋の谷桃子さん、鉾田の磯山さやかさん――美人を挙げれば、もうきりがない。
彼女たちが立派なのは、茨城出身を隠すどころか誇りに思っていること。羽田美智子さんは今年6月28日のYOMIURI ONLINEのインタビューで、「なるべく茨城のことを話そうとしている」と告白している。
「芸能界に入った頃、所属先から『茨城出身は隠しましょう』と言われ、かちんときたんですよ」
「私もですが、皆さん故郷を愛してますよね。同級生もほとんど県内に残ったり、戻ってきたりしてます」
これはあくまで仮説だが、世間の偏見から逃れるため「隠れ茨城芸能人」はほかにもいたりして......。茨城=不美人のレッテルがはがれる日は、案外近いのかもしれない。