サングラスに坊主の小太り男、女子中学生の手を握り通報される【事案ウォッチ】
2015.10.21 17:00
全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、大阪府の「大阪府警察安まちメール」へ寄せられた不審者事案を取り上げたい。
「手を見せて」
2015年10月3日、15時ごろ。八尾市山本町北1丁目付近路上において、不審者事案が発生した。
女子中学生が帰宅中の15時頃、自転車に乗った男が近づいてきた。男の年齢は30歳くらいの坊主頭でサングラスを着けていたという。男は女子中学生に「手を見せて」と声をかけ、いきなり彼女の手を握ったという。
モナリザの手に異様な執着を見せた某少年漫画の悪役ではないが、この男が「手」に性的関心を抱いていた可能性は高い。まさか、ボランティアで手相占いをやっていたわけではないだろう。目的を達成した時の男の表情は、笑みを帯びていたに違いない。想像するだけでゾッとする。
静かに暮らしていくだけでは、満足できなかったのだろうか。なんとも笑えない不審者事案だ。