「小学生をスマホで撮影する不審な女性が...」それって、本当に変質者なの？【事案ウォッチ】
全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、静岡県袋井市のメール配信サービス「メローねっと」へ寄せられた不審者事案を取り上げたい。
物陰から見ている謎の女（?Kさん撮影、Flickrより）
物陰に隠れていた女性
2015年10月2日、14時ごろ。堀越五丁目地内小鳩公園東側において、不審者事案が発生した。
平日の午後2時30分頃、公園に小学生がいた。その小学生が言うには、物陰に隠れていた女性からスマートフォンで写真を撮られたという。女性は20歳代で、身長は160cmくらいでキャップを被っていたという。
不審者といえばやっぱり、女子児童を狙う男性が一般的。女性が児童を狙うというのは、なかなか珍しい事案である。それにしても、写真を撮っていったい何がしたかったのだろうか。
ふと思いついたのは、この女性が「つい最近、自分の子どもを亡くした」のではないかという想像だ。楽しそうに遊ぶ児童たちに、ふと自分の産んだ子を重ねてしまったのでは。手にはスマホを持ちつつも、目には光るものが浮かんでいて――。まるでドラマのような一幕が目に浮かぶ。はたまた、児童に欲情するただの変質者だったのだろうか。
女性の不審者という珍しい事案だけに、色々と想像が広がってしまうことは確かだ。
