「ドンキはなくとものん気に暮らせる」...鳥取県・平井知事のダジャレに見る、そのPR上手ぶり
ついにダウンタウンと共演を果たす。スタジオの反応は?
朝から晩まで多忙を極める平井知事は、2015年10月8日放送の「秘密のケンミンSHOW ダウンタウンDX 2時間合体スペシャル」(日テレ系)に出演した。
昨年に引き続き実施している「蟹取県(かにとりけん)ウェルカ二キャンペーン」のPR目的と思われるが、かにとりけんハッピを身にまとい、観客席に向かってピースサインならぬカニサインで「よろしくどうも~」とほほ笑む。
テレビでしゃべっていた時間はそれほど長くなかったけれど、その存在感は居並ぶタレントにひけを取らない。新たな名言(?)もオンエアーされた。
「残念ながら(鳥取県には)セブン-イレブンはまだありませんが、セブン-イレブンがなくても『いい気分』になります」
「『ドン・キホーテ』がなくても『のん気』に暮らせる」
番組スタッフが知事を密着取材したときのVTRも流れた。
1日9件のアポ――視察やスピーチ、意見交換会、表敬訪問をこなす超人的な働きぶり。世界各国の人が出席する交流会では韓国語や英語を交えつつ、約6分間原稿を見ることなくスピーチする。知事が「ま、営業です」とさらりと説明したところ、同じ出演者からは「すごい!」「カッコいい」「こりゃ大変だ」といったつぶやきがこぼれた。