「険悪な隣の夫婦。旦那さんの相談を聞いていたら、奥さんに恨まれて...」(岡山県・20代女性)
2015.10.08 17:00
「食事も作ってもらえない」と相談に来た隣人
他県で一人暮らしをしている、祖母から聞いた話です。
祖母の隣に暮らしているご夫婦は、以前からどうも仲が良くないと近所で評判でした。旦那さんが会社勤めに出ていて、家を空けている時間が長かったころはまだ良かったのですが、定年を迎えて家に落ち着くようになると、急速に関係が悪化。毎日のように、激しい怒鳴り合いが聞こえてくるようになり、時には物が壊れるような音、悲鳴のような金切り声が響くこともあったといいます。
そんなある日のこと。いつものように言い争いの声がしばらく続いた後、祖母の家に、いかにもしょぼくれた様子で旦那さんがやってきました。度重なるケンカにすっかり憔悴しきった様子で、祖母の顔を見ると、ぼそぼそと小声で、しかし凄い勢いで悩みを相談し始めたのです。
「いつも妻は私にキツイことばかりを言う......」
「定年になってから、ますます冷たくなった......」
「子どもたちの分のご飯は作るのに、私には何も出してくれない......」