向き合うと、視線の先に文字が浮かび上がる...丸の内で開催される不思議な写真展、その狙いは?
2015.09.30 11:30
先進技術を使った体験型のコンテンツを展示
NPO法人シルバーリボンジャパンが開催する同イベントでは、最新の映像技術であるデジタルサイネージやトビートラッキングのアイトラッキング技術を活用したブースを展示する。これらは、大塚製薬と凸版印刷が共同開発したものだ。
参加者は、実際の患者が映し出された等身大のディスプレイに向き合って座る。画面へ目を向けると、人に視線を感知して文章が表示される。まるで本当に患者と向き合ってコミュニケーションを図っているような形で、「周囲の理解が病気の回復につながった実例」に触れることができる。
先進技術を使った体験型のコンテンツを展示することで、これまで関心がなかった人を含め多くの人々に精神疾患への理解を深めてもらうことが目的だ。
会場は、東京・丸の内のオフィスビル「オアゾ」の1階OO広場。会期は2015年10月8日から11日まで。事前の申し込みや入場料は不要だ。