壁は前衛アート、ベランダにフラミンゴ、MRIがパオーン!? 超サイケデリック!江戸川病院に行ってみた
フラミンゴにアルマジロ...、まるで動物園のよう
また、病院の中には「アニマルセラピー」の一環として、多くの動植物が飼育されていた。その種類も豊富で、キジやオオトカゲ、エミューにアルマジロなど、「ここは動物園なのか?」とツッコミたくなるほど。また、病棟のベランダで飼育されているフラミンゴとリクガメは、長寿の象徴である「鶴と亀」をイメージしたものだという。
10年ほど前に赴任した加藤隆弘院長(当時は副院長)が、「職員が楽しく働ければ、必然的に患者へのサービスが向上する」という考えで、このように遊び心溢れるデザインを導入したという。実際、この病院に入院している患者に話を聞いても、「院内を散歩しているだけで、気晴らしになる」と好意的な返答が帰ってきた。
同行して頂いた秘書の女性に、取材のお礼に「とても興味深かった」旨を伝えると、彼女は笑いながら「入院、お待ちしていますよ」との返答が。奇抜なデザインだけでなく、そこで働く職員もどこかユーモラスで個性的。ぜひ1度、あなたも入院してみては。