「野球が禁止されたうちの町内。そしたらサッカーが流行り始めて...」（茨城県・40代女性）
最近は、公園や路上などでのボール遊びが禁止されているところが多い。「何でも禁止ばかりで、今の日本は心が狭い......」という声もあるが、地元の住民には住民の悩みがある。
茨城県のJさん（40代女性・主婦）の住む地区では、子どもたちのボール遊びをめぐるトラブルが続発しているという。
中学生の子どもたちが野球の練習をしていて...
うちの近所で起きている一番大きなトラブルは、野球やサッカーに関するものです。
ちょっと前から、中学生の男子グループが4～5人集まって、公園で野球の練習をするようになりました。ところが、使っているのが硬球な上、中学生ともなれば力も強くなっていますから、ボールが公園を飛び出して、近所の家まで飛んでいき、停めてある車に傷を付ける、ボンネットを凹ます、といったトラブルが起こりました。
持ち主の方は当然怒って、その親御さんに「あの公園で野球はやめてくれ」と言ったのですが、中学生グループはその後も同じことを繰り返したため、町内、さらに学校も巻き込んだ大きな騒動に。
その後話し合いの末、町内での野球は全面的に禁止されてしまいました。
親同士でぎくしゃくしたくない
というわけでひとまず野球の問題は解決したのですが、代わりに目立つようになったのがサッカー。やはり遊んでいるうちにボールがあらぬ方向に飛んでしまい、近くの家の敷地に入ってしまうのです。
庭に入るくらいならまだ許せる範囲ですが、窓ガラスに当たるときもあり、割れるようなことは今のところないものの、びっくりしますしヒヤッとします。また子どもによっては、他人の庭に勝手に入って、ボールを持っていくような子もいるので（幸いうちにボールが入ったときには、ちゃんとピンポンを鳴らして謝ってくれましたからうるさく言いませんでしたが）、やはりいい気がしない人も多いようです。
とはいえ、子どもを注意すると、その親とぎくしゃくしてしまいそうで、あまりキツく言えないというのが正直なところ。子どもたちがもう少し大きくなるまで、この問題は続きそうです。
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