あの浅野祥雲作品の彩色に参加できる! 関ヶ原ウォーランドが「ペンキ塗り」ボランティアを募集
2015.09.16 17:00
世に言う「関ヶ原の戦い」が行われたのは、慶長5年9月15日。西暦に直すと、1600年10月21日。場所は、現在の岐阜県不破郡関ヶ原町である。
この地に、関ヶ原の戦いを280体以上の戦国武将のコンクリート像で再現する施設、「関ヶ原ウォーランド」がある。コンクリート像は、徳川家康、石田三成、大谷吉継、小早川秀秋などの武将もあるが、多くは足軽、鉄砲隊など。これらの像を製作したのは、浅野祥雲という造形作家。一度見たら忘れられない強烈な作風だ。
なんとこれらの像にペンキを塗るボランティアを募集している、という。
浅野祥雲作の像を甦らせよう
ボランティアの日時は、2015年10月3日。時間は9時から16時まで。園内の武将像を彩色し、甦らせる仕事とのこと。
東軍の・徳川家康の陣、西軍・石田光成の陣をはじめ、山内一豊、井伊直政、小早川秀秋、大谷吉継、島津義弘、島左近など、個性的な武将たちの像が、浅野祥雲ならではのリアルでありユーモラスな作風で生み出されている。
浅野祥雲(1891年~1978年)は、中部地方を中心に活躍したコンクリート像作家だ。その独特の作風は近年再評価の機運が高まっており、「タモリ倶楽部」などでも取り上げられ話題を呼んだ。以前Jタウンネットでも、愛知県犬山市の桃太郎神社に残る作品群を紹介したことがある(桃太郎は愛知県民だった!? 犬山市の強烈すぎる「桃太郎神社」)。
このユニークな浅野作品にペンキを塗るという、貴重なチャンスである。武将だけでなく、足軽や鉄砲隊にも。定員は40人。電話での予約が必要だ。