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宮崎県民なら誰でも知ってる? 謎のファッション「タオラー」の謎に迫る

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.09.01 18:11
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「タオラー」流行の背景を探る

ファッション面のみならず、すぐに汗を拭えたり、首筋の日焼けを防いでくれるなど、何かと実用的な面が強いタオラーのスタイル。その流行の裏には、どうやら宮崎の「厳しい夏の気候」も関係しているとみられる。

日差しが強いことで知られる宮崎県。画像はイメージです(kisshさん撮影、flickrより)
夏の日差し

「南国」とも呼ばれる宮崎県は、夏の日差しが非常に強いことで有名だ。一部の観光案内サイトでは、夏場でも長袖の着用を推奨しているほど。気象庁の快晴日数・日照時間のデータ(2010年度)を見ても、宮崎県は快晴日数で全国2位の年間49日、日照時間は全国3位の年間2116.1時間。この両方がトップ3にランクインしているのは、全国で宮崎県だけだ。

このような気候のなかで、機能性を重視して始まった格好が、「タオラー」と呼ばれる段には1つのファッションとして定着していったようだ。その後、発祥の地・宮崎を中心に、熊本や大分といった隣県の女子高生の間で流行した。そのほかにも、なぜか大阪でも流行したという。

ブームが去った後、タオラーは絶滅してしまった。ファッションとしてタオルを首に巻く女子高生は、宮崎でもほぼ見られないという。もちろん、その機能性から今でも年配の女性には人気が高いが......。

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