ブランド物よりも、「粗品のタオル」がお洒落だった?
タオラーと呼ばれた宮崎の女子高生にとっては、ミニスカートとルーズソックスに「タオル」を合わせるのがトレンドだった。そのポイントは、まるでスカーフやマフラーのように、出来るだけお洒落に見えるようにすること。もちろん、巻き方だけでなくタオル選びも重要になってくる。
実は、当時のタオラーたちにとって一番お洒落だったのは、「粗品のタオル」だという。新聞販売店やガス販売店などが配布しているような、あのチープな白タオルである。凝ったデザインのブランド物や、キャラクターが描かれたタオルは、逆に「ダサい」とされていたらしい。