「青なじみ」とは何だ?茨城県民は共通語と信じて疑わない...関東の「実は方言」な言葉もこんなにある
2015.08.24 06:00
「共通語だと何なのかいまだにわからない」
Jタウンネットでは、これまでも各地の「共通語だと思っていたけど、実は方言だった言葉」をたびたび取り上げてきた。読者から多くの反響をいただいたが、茨城県から複数届いたのが、この「青なじみ」についての証言だ。たとえばある地元出身者は、こう語る。
「東京でテニスを習っていた同級生に教えられて、中学生のときに初めて知りました。共通語だと何なのか、いまだにハッキリわかりません(笑)」(茨城県出身、神奈川県在住20代女性)
愛知県から茨城県に越してきたという別の女性は、当たり前のように使われているこの言葉に驚いたクチだ。
「子どもが幼稚園のときに、先生から『青なじみできたけど、大丈夫でしたか?』って聞かれて、『新しいお友達ができたのかな?』と思ったら、どこかにぶつけて青あざを作ったから大丈夫か、と聞いてくれていたのでした。初めて聞いたときはびっくりしました。茨城の人たちは、共通語だと思ってます(笑)」(茨城県・50代女性)
東京との結びつきが強い首都圏の各県だが、この「青なじみ」のように、ローカル性を残した言葉が、まだまだ多く使われている。今回は、これら首都圏の「実は方言」を紹介していきたい。