息をのむほどにコバルトブルー! 同じ日本とは思えない群馬の絶景「奥四万湖」
2015.07.04 06:00
なぜこんなに鮮やかな色をしているのか
奥四万湖の表面が深い青色に見えるのは、ダムに注ぐ四万川に湯の泉が混入して、アロフェンなどの懸濁微粒子を含むことにより、青の光が散乱・反射するためだ。
遠くから見た湖はコバルトブルーに近い色をしているが、場所や時間によってその表情は様々に変化する。
湖ではカヌーツアーも開催される。
水質は大変に良好で、高知の四万十川よりも汚染度は低い。飲み水としても申し分なく、全国の名水100選に選ばれた箱島湧水(隣の東吾妻町に存在)に匹敵するという。
ダムの下流にある「甌穴」(おうけつ)は、川底にできた巨大な岩穴だ。大きいもので直径3メートル、深さ1.5メートルあり、大小合わせて8個の穴がある。1971年に県の指定天然記念物に指定された。