「絶対に許さない」「下半身もげろ」...会津の象徴「赤べこ」破壊への地元の怒りが凄まじい
「赤べこ」が破壊された――。福島県の会津地方の伝統工芸品である赤べこは、地元の象徴として愛される存在だ。同地方の玄関口であるJR会津若松駅前には、巨大な赤べこのオブジェが設置され、観光スポットの1つとなっていた。しかし、このオブジェが何者かによって壊され、頭部が落下しているのが2015年6月14日に見つかったという。
現在では削除されているが、ツイッターには14日の午前2時に、「会津の赤べこ死亡。爆笑」というコメントとともに、犯人と思われる若い男性が壊れた赤べこの頭にまたがってポーズを決めている画像が投稿されていた。
会津の象徴を踏みつけにするようなこの行為に、地元民の怒りは爆発している。
「赤べこ」と言えば、「会津の神聖なシンボル」という認識で、それを遊びか何かで乗っかって壊して、しかも壊れた画像をツイッターに上げて「爆笑」とか書いてるとか、「ふざけんな!!」って言いたくなります。
— 宮本つかさ (@miya_tsukasa) 2015, 6月 16
会津若松駅前の赤べこを壊した輩がいるそうなのですが、それなりの制裁を受けさせるべきですね?。
— 北勝旺 俊紀 (@kirin_oh) 2015, 6月 17
壊れたにせよ壊したにせよ、
それを届け出もせずに面白がるのが一番ムカつく
何が赤べこ死亡だよテメェ、伝統工芸品バカにしてんのか>RT
— 海風べぽ (@Umikaze_Bepo) 2015, 6月 16
赤べこはね、災害に遭った人々が復興のために頑張って再建を進めているときに天の神様が手伝いに遣わしてくださった聖なる牛なんですよ...
このくらいで死ぬもんですか。
赤べこなめんな(`・ω・´)
そして犯人は謝るまで絶対に許さない
— 山本八重さん@会津ディスティネーションC (@aizu_sniper_yae) 2015, 6月 16
駅の赤べこ壊すとか馬鹿なの?
同じ会津民として恥ずかしい...!許せん!
犯人の下半身が物理的にもげますように←
— うみ@絵垢 (@umi_ilust) 2015, 6月 16
報道によると、福島県警がツイッターに投稿された画像と事件の関連について捜査を進めているという。また、現場を訪れた人のツイートによれば、現在修復作業が進められているようだ。
会津若松駅正面口の赤べこは現在修復作業中 pic.twitter.com/AIWcuzF2bw
— Kuropen (@kuropen_aizu) 2015, 6月 17