東京のコンビニで進む「カフェ化」最前線を追った
2015.06.15 17:00
女子の利用率が高い駅前コンビニ
最後に向かったのは、明治通りを隔てて西武池袋本店の向かいに立地する「サンクス池袋駅東口店」。入口付近にイートインコーナーを設けていて、席数は全部で20ある。
本格的カフェのような内装ではないが、ベンチシートとイスの座り心地は晴海のケーズカフェと同等と見てよい。今回訪れた4店舗の中で最も女性客の比率が高く、そして混んでいた。
サンクスは今年の3月から新型コーヒーマシンを順次導入している。筆者もホットコーヒーを1杯いれたが、本格的な味わいを楽しめた。
デザートブランド「シェリエドルチェα」を展開していて、コーヒーと相性のいい洋和菓子を積極的に販売している。
コンビニ3位のファミマと、同4位のサークルKサンクスを持つユニーは、経営統合を目指した交渉を行っている。
今回来店した4店舗の形態が全国に広まるか、両社の経営統合の行く末と同様、気になるところだ。