85歳のおばあちゃんがバタフライ50mで「1分12秒24」
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年6月5日放送のニッポンど真ん中遺産のコーナーで日本最高齢記録保持者のおばあちゃんを紹介していました。
華麗に舞うご長寿さん
豊田市の関野笑子さんは、御年85歳。
お名前どうり笑顔の絶えない笑子さんが、5月に行われたマスターズ水泳で、85歳~89歳の区分の女子50mバタフライで日本新記録(1分12秒24)を樹立したとのことです。
これは16年ぶりの記録更新で、前回の記録よりも20秒以上も更新という快挙をなしとげました。
さらには今年85歳~89歳の区分でバタフライを完泳したのは、全国で2人のみ。
日本マスターズ水泳協会の高橋会長によれば、バタフライは四泳法の中で最も負荷のかかる泳ぎ方とのことで、この記録は本当にすごいことなんです。
最初はまったく泳げなかった
笑子さんが若かった頃はプールはなく、泳ぎを始めたのは60歳の時。まったく泳げなかったものの、持ち前の負けず嫌いな性格でみるみる上達、68歳で初めての大会に出場後は輝かしい成績を残しました。
しかし80歳少し前から股関節に痛みを感じるようになり、2年前に手術をしました。これにもめげずに泳ぎ続けたました。
結果、最高齢の記録保持者として上りつめました。そんな笑子さんの支えは、一緒に泳ぐ仲間たち。
本当に笑顔が素敵な笑子さん、ぜひとも90歳、100歳まで元気に泳ぎ続けていただきたいです。(ライター:神谷祐美)
