新大久保が「イスラムタウン」化しているらしい!実際に行ってみた
2015.06.13 11:00
イスラムタウンは駅チカ
新大久保駅の改札を出て30秒ほど、大通りから1本横道へ入ったところにある「百人町文化通り」がその中心だという。通りの方へ近づいていくと、頭にスカーフを巻いたイスラム教徒とみられる女性が出てくるのにさっそく遭遇した。
通りを少し進んでみると、ツーンとくるスパイスの香りが漂ってくる。それもそのはず、イスラム料理に使われる香辛料を取り扱う店があるためだ。その近くには、ハラルフード(イスラム教の戒律に違反しない食材)の専門店や、ケバブ料理の店が立ち並ぶ。確かにこれは、「イスラムタウン」といっても過言ではなさそう。
ケバブショップの横から1本奥の道へ進むと、雰囲気はよりディープに。周りはイスラム人ばかりで、飛び交う言葉も耳慣れないものばかり。この辺りから、ここが新大久保(というより日本)だとは思えなくなってきた。
また、雑居ビルの一角にはイスラム教の礼拝堂「モスク」も。このビルの前には灰皿が置いてあり、近辺のイスラム人が集まる社交場のようになっていた。筆者が訪れた際も、2人の男性と母娘が楽しそうに会話していた。
実はこの界隈、もう「イスラム横丁」「イスラム通り」という名が定着しているらしい。グーグルマップで上の名前を検索してみても、1発でこの通りが表示された。