子どものころ使ったあの「小さな鉛筆削り」、大阪の企業がシェア8割を占めていた!
こんなモノが欲しかった!を叶える鉛筆削り器
2014年度に認定された、"思わずダレかにあげたくなる?!"大阪製ブランドのひとつが、大阪・松原市にある中島重久堂。国内唯一の小型鉛筆削り器の専門メーカーです。
創業80年以上で、小型鉛筆削りの国内シェア8割を占めています。この会社で大阪製ブランドに認定された商品が、鉛筆と鉛筆をつなぐ「TSUNAGO(ツナゴ)」です。
「TSUNAGO」には鉛筆を削る3つの穴が開いています。まず1つめの穴で短くなった鉛筆の後ろを削って穴を開けます。2つめの穴でつなげるもう1本の鉛筆を削ります。3つめの穴で木くずを落として綺麗にすると、2本の鉛筆がカチッとつなげちゃうんです。
短い鉛筆を捨ててしまうのは"もったいない"と思い、もったいない精神と、職人の手による確かな技術から生まれたのが「TSUNAGO」でした。「TSUNAGO」は現在、世界各国から注文を受け、1ヶ月でおよそ4000個製造することもあるということで、今注目の大阪製品なのです。
鉛筆と鉛筆をつなぐときのピッタリ感がたまらない、ついついクセになっちゃいそうな鉛筆削り器ですよ!(ライター:ツカダ)