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日本の「ふるさと名物」を世界に発信!経産省の「The Wonder 500」プロジェクト

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.05.14 19:26
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「ふるさと名物」の発掘プロセス

「ふるさと名物」の発掘にあたっては、商品のブランディングや海外販路開拓に関する知見やネットワークを持つプロデューサー約25人を選定。彼らを全国各地に派遣することで、まだ世界に知られていない魅力ある地方産品の発掘・推薦を行うという。

その基本方針としては、

「作り手の思いやこだわりが込められているもの」
「日本固有のものづくり、サービスを支えている伝統的な価値観を組み合わせた、革新性のあるもの」

の2点が前提となるという。「The Wonder500」運営事務局代表の池嶋徳佳さんは、「海外の方から見て、革新的なもの」が一つの選択基準になると語った。また、地域別の内訳は「各都道府県につき10品程度をイメージしている」という。

発表会でのスライドより
発表会でのスライドより

また、プロデューサーの目の届かないエリアやカテゴリにおいても優れた商材が存在する可能性を考え、公募枠も設定した。公募の受付期間は、5月18日から6月12日まで。百貨店のバイヤーなどによる審査を経て、9月上旬頃までに結果が公表されるという。

代表の池嶋さんがプロジェクト詳細を語った
代表の池嶋さんがプロジェクト詳細を語った

選定された商材の海外展開に向けて、プロデューサーと事業者のマッチングを図る交流会や、国内・海外の主要都市(東京、パリ、シンガポールを予定)でのプロモーションイベントを実施する。多言語に対応した「ふるさと名物」ストーリーブックの製作・配布も行い、海外バイヤーや消費者に広くアピールする予定だ。

質疑応答の様子、活発な質問が飛び交った
質疑応答の様子、活発な質問が飛び交った

発表会の終わりに池島さんは、

「このプロジェクトを機に、まだ光の当たっていない地方事業者に光が当たり、海外販路の展開に向けてパワフルに展開していただければ」

と語った。

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