降りるなキケン? 東京一「何もない駅」市場前駅に行ってみた
ひたすら広がる工事現場...
市場前駅の「南口」
さて、駅前である。いや、ここを駅前と言っていいのかどうか、正直よくわからない。
晴海とつながる「豊洲大橋」はまだ開通していない
案内標識はまだ青一色のまま
そこにあるのは、車が高速で行き交う未完成の「環二通り」を始めとする道路群、ひたすらに広がる工事現場だけだ。
現場には、骨組みも露わな巨大な建築物、恐竜のような重機がそびえたつ。
コンビニはない。スタバもない。普通なら「駅前」にあるはずのものは、何もない。
探検中に見かけた、砂埃の上に記された落書き。半年以上前のモノが残っているあたり、訪れる人の少なさを感じさせる
なにしろ、駅周辺で何か物が買える場所は、「エキナカ」の自動販売機ただ1つしかない。昼食を食べないまま来てしまった探検隊(1名)は、危うく遭難しかかった。チャレンジしたい人は、事前に自販機で物資を補給しよう。