広島県民、気が早すぎ! 「カープ優勝本」開幕前なのにもう発売
オープン戦最下位という現実が...
ただ気がかりな材料もある。チーム自体はオープン戦最下位だったことだ。打率と防御率も12球団ワースト。投手陣は中継ぎ以降にやや不安があるし、打撃陣では4番候補だったエルドレッド内野手は右ひざの故障で手術を受けたばかり。復帰は6月頃と見られる。
巨人もオープン戦不調だが本来の実力はやはり侮れないし、阪神は投打ともに強力。そしてBクラスの常連だった横浜DeNAとヤクルトの戦力アップが今年は目覚ましい。中日はベテランを脅かす若手が台頭すれば......。
3月25日、カープの開幕1軍メンバーが発表された。セットアッパーとして活躍するも肩痛で2度離脱した一岡選手が入った一方で、赤松真人外野手と堂林翔太内野手は2軍スタートとなった。かつての主砲・栗原健太選手はケガからまだ復帰できていない。
すべてのピースが揃い、万全のチーム状態になる日が待ち遠しい。そうすればVやねん!の懸念も払しょくされるのではないか。
ちなみに、カープ本を出しているのは大阪サンケイスポーツだけではない。ベースボール・マガジン社は25日に「広島東洋カープまるわかり大百科CARP ENCYCLOPEDIA」、そして旅行本を出しているJTBパブリッシングは24日に「るるぶ広島カープ」を発売している。要するにみんなカープが好きなのだろう。