いったい何者なんだ...奈良県採用ページに現れた「鹿男」が謎でしかない
志望者へのメッセージがまた...
公式サイトからPDF版「職員業務案内パンフレット」をダウンロードして見てみる。2ページ目に書かれているのは職員募集ならぬ「メンバー募集」だ。奈良県内のサッカークラブの写真が背景に使用され、大和屋鹿男プロデューサーは志願者に次のように呼びかける。
「ピッチに上がる準備はいいか!
ここは、君のポテンシャルが試される厳しい場所だ。
どれだけ汗をかいて頑張っても、うまくいかない時もある。
それでも挫けない強い気持ちが、君にはあるか!
だが、そんなに俯くことはない。
まわりを見ろ!そうだ、ここには志を同じくする仲間がいる。
壁にぶち当たった時に、助けあえる仲間がいる。
一人では成し遂げられないことも、チームワークで乗り越えろ!
その時、今までに味わったことのない喜びを、君は味わうことだろう。
138万人の県民が、君のパフォーマンスを待っている!
その期待に応えるのが、君のミッションだ!
さあ、キックオフのホイッスルは鳴った。
お楽しみは、これからだ!」
なかなか熱いメッセージだが、写真のテイストとプロデューサーの風貌が相まって、どうしても鹿島アントラーズを連想してしまう。色がかぶっていなくて、ある意味ホッとする。ちなみに奈良の鹿は、鹿島の神使である鹿たちが移住したことに由来するといわれているので、一応「本家」はアントラーズの方だ。
ところで、こんなインパクトにあふれる「大和屋鹿男」だが、なぜ鹿頭なのか、どういう経緯でプロデューサーを務めているのか、そもそもどこの誰なのかといった情報が、編集部で調べた限りではまったくわからなかった。いったい何者なんだ......。