りんごの皮をむくのがやたら上手い一族が豊橋にいた
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年2月20日放送で、大人顔負けのスゴ技を持ったキッズを紹介していました。
スーパーりんごキッズ
豊橋市の富士見小学校では開校以来30年以上続く、少し変わった伝統行事が行われているとのこと。
その行事とは「りんごの皮むき大会」です。この大会で2連覇を達成した、スーパーキッズが4年生の笹本穏くんです。
普通りんごの皮むきといえば幅は1cmほどですが、穏くんのむくりんごの皮は超極細で、皮の厚みはわずか1mmほど。10m98cmという記録で、優勝しました。
最初は1mくらいだったのが1日2個のりんごをむき続け、10mを超す記録が出せるようになったそうです。インタビューの間もミスなしで、黙々とりんごをむき続けます。
驚きの事実が判明!
なぜ学校行事としてりんごの皮むきを行っているのか、大竹良夫校長に伺いました。
「子どもたちの手先の器用さや、集中力をつけたいということで始められた大会です」とおっしゃる校長先生の後ろには、歴代の優勝者の写真と記録が貼られています。
その中に穏くんの2連覇の前の2年も、「笹本」という名前を発見。実は穏くんの前年はお兄ちゃん、さらに前年はお姉ちゃんと、笹本兄弟だけで4連覇を成し遂げていました。
さらに長女の唯さんは14m50cmと、誰にも破られていない大会最長記録保持者で、小学校を卒業した今でもその技術は健在。3人で1位を取ろうと決め、どうやったら長く細くむけるのか話し合いながら練習し、むき方を編み出したそうです。
そんな姉と兄を持つ穏くんの今後の目標は、5年生でお兄ちゃん、6年生でお姉ちゃんの記録を抜くことだそうで、研究と練習に余念がありません。(ライター:神谷祐美)