因縁のライバル「前橋VS高崎」、群馬No.1都市はどっちだ?
上場企業数は前橋の方が多いのに
ここまで旗色の悪い前橋。ところが上場企業の本社数では高崎を上回る。行政の拠点である県庁所在地には企業の本社が集中しやすいが、前橋の面目躍如といったところだろう。
大型店や小売業年間販売額では逆に差を付けられている。高崎駅前は髙島屋とヤマダ電機が出店済。郊外のイオンモール高崎とは別に、来年春イオンモールが開業する。2018年にはビックカメラを核店舗とする商業施設もオープン予定だ。
一方の前橋はというと郊外へのシフトが進み、昔ながらの商店街はシャッター街となってしまった。下の地図の赤い四角形は、前橋と高崎の店舗面積1万平方メートル以上の大型商業施設。「けやきウォーク前橋」は前橋駅から約700メートルほどだが、ベイシアや蔦屋書店などで構成される「パワーモール前橋みなみ」は市街地から7キロ以上離れた田園地帯(北関東自動車道前橋南ICすぐ)にある。