防犯用設備の取扱そのものが減少傾向
ちなみに日本の犯罪はここ10年で大幅に減少した。
その犯罪認知件数(警察が把握した犯罪の発生数)は2002年に約369万件と戦後最多だったものが、そこから減少に転じ、2013年は132万件となった。これは戦後最少の数字で、この年の殺人事件に至っては戦後初めて1000件未満だった。
需要が減りつつあるということなのか、防犯用設備・用品取扱店は、2011年までほぼ横ばい傾向ながら、翌年からぐっと減っている。
「防犯用設備・用品」の登録件数推移(2005年~2014年)