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「普通の人が、普通のこととして田舎暮らしを楽しむ時代が来た」 ふるさと回帰支援センター・高橋公代表理事に聞く(前編)

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.12.30 17:00
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役立つ資格は介護や保育士。起業するのもあり

――地方移住で役立つ資格やスキルはありますか。
高橋 介護は簡単に資格がとれますし、地方は高齢化しているので仕事としてのニーズも高い。女性なら保育士のように地域と生活に密着した資格も大事でしょう。

センターには常時専門のスタッフが在籍している。
センターには常時専門のスタッフが在籍している。

――田舎暮らしですと就農や起業に憧れる人も多いです。
高橋 2008年、私たちは北海道大学と組んで「ふるさと起業塾」を立ち上げ、起業家の育成をやってきました。ビジネスコンペをやって、認定された対象者には起業資金を提供しますしたり、してきました。
一例として、熊本県八代市に塩トマトという有名なブランドがあります。これでトマトジュースを作るという起業プランを出してもらって、支援しました。
全国に1700以上の市町村がありますが、5名ずつくらい起業家に金を出してやったら面白いと思います。研修をしっかりやって。そうすると地域が変わるのではないでしょうか。
1本50円で出していた大根を漬物や麹漬に加工するとかして東京で売るとか。そういうことをすると付加価値が生まれ可能性が出てくると思います。

ふるさと回帰支援センターの公式サイト。移住体験談も載っている。
ふるさと回帰支援センターの公式サイト。移住体験談も載っている。
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※12月31日17時に公開いたします。
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