無電柱化が工事の目的
ひがし茶屋街は、石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が並ぶ観光スポット。江戸時代の風情が残されており、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。この景観をさらに江戸時代に近づけるための、地域一帯の無電柱化が、工事の目的だ。
今や日本の観光地では、今や複数言語に対応した地図や標識は当たり前のものになりつつある。しかし通行人に注意を呼びかける工事看板のようなものこそ、異国を旅する人にとっては必要性が高い情報といえる。
金沢のこうした「おもてなし」は、2020年の東京五輪に向けてさらに広がっていきそうだ。