短すぎ! 日本一「話の短い校長先生」が愛知県にいた
2014.12.22 07:52
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年12月12日ニッポンど真ん中遺産のコーナーで、ビックリな学校を紹介していました。
こんなに短くていいの?
向かったのは愛知県豊田市の浄水北小学校。全校生徒が集まる朝礼で、その光景が見られるとのこと。
何が短いのか子供たちに聞くと「校長先生の話が短い」とのことですが、校長先生の話といえば長いのが定番では?
どのくらい短いのか実際に聞いてみました。檀上にはこちらの小学校の片桐常夫校長。「今日も皆さん学校に来てくれてありがとう。今週も学校生活を楽しんでくだいね!」と時間にしてわずか12秒を切る短さです。
たまたまこの日だけ短かったわけではなく、別の日には8秒というさらに短い話のときも。
日本一短い!?そのわけとは
なぜ話が短いのか校長先生ご本人にお話しを伺うと、「子供たちに元気を与えるのが私の使命だと思っておりますので、難しい話をするよりもスパッと子供たちの心が元気になるようにしたいと思っております」とのこと。
実は校長先生は朝礼の話が短いぶん、休み時間になると子供たちを抱っこするなどしてコミュニケーションをはかっているのです。校長室の前に、抱っこ待ちの列ができることも。
「校長先生は好きですか?」との質問には「大好きです!」と声を揃えて返事してくれました。朝礼の話は短くても、子供たちと過ごす時間は惜しまない大人気の校長先生でした。(ライター:神谷祐美)