「愛知県のワイキキ」西尾市の努力の方向性が凄い
愛知県の知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾一帯。アサリやウナギの漁獲量、抹茶の生産量はいずれも日本有数で、夏になれば大勢の海水浴客や釣り客でにぎわう。
西尾市の宮崎海水浴場と恵比寿海水浴場は、2カ所の総称として「吉良ワイキキビーチ」と名付けた。景観が似ているからという理由で本家のハワイから許可をもらっているそうだが......(参考:名古屋のネーミングセンスはなぜインパクト満点なのか)。
ちなみに吉良という地名は、赤穂浪士たちに討たれた吉良上野介義央で有名な、吉良家の本拠地に由来する。
とはいえ観光地としては名古屋の陰に隠れがちで、その魅力が全国に伝わっているとは言いがたい。
そこで湾周辺の西尾市、蒲郡市、田原市、南知多町の3市1町はタッグを組み、観光客誘致事業「GOGO三河湾」に力を入れている。
今年のキャッチフレーズは「三日は居よう(三河はいいよ)、三河湾!」。結構苦しいダジャレが趣を感じさせる。