名古屋人「もしかして名古屋めしって、名古屋以外じゃ人気ない...?」
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年10月15日放送の全力リサーチのコーナーで、名古屋めしの人気と認知度を調査していました。
東京スカイツリーで名古屋めし認知度を徹底調査
今や日本全国様々なところに進出している「名古屋めし」
しかしその味は本当に東海地方以外の場所で受け入れられているのでしょうか?
今回は全国、そして世界中の観光客の集まる東京の大観光スポットである「東京スカイツリー」で全力リサーチしました。
東京スカイツリーは地上634mと世界一高い塔ということで、世界中の人からも注目度抜群。先月開業から約2年で、来場者数1億人を突破しました。
そんな連日大賑わいのスカイツリーで、まずは代表的な名古屋めしの認知度がどのくらいあるかをリサーチ。
味噌カツ・味噌煮込みうどん・手羽先・あんかけパスタ・小倉トースト・きしめんの、名古屋人なら誰でもわかる写真を見せて、東海地方以外の方に名前がわかるか聞き込みしました。
41人の方にお答えいただいた結果、正答率が70%以上だったのは、手羽先と味噌カツのみで、それ以外は50%に満たず、あんかけパスタにいたっては12%という結果に。
もしかして名古屋めしの認知度は、思ったよりも高くないのかも?
名古屋の代名詞「ひつまぶし」認知度は?
しかし諦めるのはまだ早い。
スカイツリーの中にあるソラマチにやってきました。こちらで食べられる名古屋めしは「ひつまぶし」。
忘れてはいけない名古屋のソウルフード「ひつまぶし」なら、認知度は高いのでは?
「ひつまぶし備長 東京スカイツリータウン ソラマチ店」は、名古屋と変わらない味にこだわったお店です。
お客さんに「ひつまぶしは名古屋めしだと知っていますか?」と尋ねたところ、お話ししたほぼ全ての方が「ひつまぶしは名古屋めし」だと認識していました。
以前名古屋で食べた味をもう一度味わいたいというお客さんが多いようです。
独自文化のモーニング 東京では?
三鷹市にも名古屋の食文化の代名詞とも言えるお店があります。
名古屋の喫茶店の代名詞「コメダ珈琲店」は2007年に東京進出を果たしたとのことで、都内に30店舗を展開中です。
東海地方の喫茶店といえば、モーニング。コメダではトーストとゆで卵がセットとなりまお客さんの中には1日おきなど常連客も増えているとのことですが、オープン当初は東京にはモーニングという概念がなく「これは頼んでいません」などと言うお客さんもいらっしゃったのだとか。
東海地方では付いてくるのが当たり前のモーニングサービス、東京の方にはとまどいもあったようですが今では「来るだけで家族サービスになる」など、新たな朝食の定番として楽しむ方もいるようです。
名物が東京進出 認知度は?
最後に東京デビューを果たしたばかりの名古屋の人気店、「麺屋はなび 新宿店」。
名古屋市中川区の本店では「台湾まぜそば」が人気のお店で、いつも満員御礼となっています。
まずは「台湾まぜそば」を食べに来た理由を聞いてみると、インターネットなどの情報でおいしいと知った方が多いようですが、発祥を聞いてみると「台湾」と答える方もおり、名古屋めしとは知られていないようです。
さらにオープン直後は行列ができたものの、一旦客足も伸びなくなってしまったんだとか。
しかし最近は口コミやテレビなどで知られ、お昼時に毎日行列ができるほどになったそうです。
名古屋めしとの認知度は低いようですが、その味は東京の方にも受け入れられているようです。
認知度は全体的に低いようでしたが、東京の方にも受け入れられているようで嬉しく思います。名古屋人の特権、早速コメダでまったりモーニングなんていかがでしょう?(ライター:神谷祐美)