「カールの味といえば?」という質問で、相手の出身地がわかる
投票先はチーズ・うすあじ・カレーの3つに集中
ふたを開けてみると、票が入ったのはチーズ、うすあじ、カレー、コーンポタージュの4種類しかない。しかも最初の3つで全体の99.5%を占める。コーンポタージュの投票があったのは東京、新潟、大阪だけだった。
今回のアンケートは分かりやすい結果となった。東海から東の地域ではチーズが優勢で、関西より西の地域はうすあじの支持が高い。
地方別でみると、乳製品の生産が盛んな北海道はチーズの支持率が極めて高くて、カレーとうすあじへの支持は低い。これに比べると東北地方は、カレーが28.6%と善戦している。
関東地方は投票数が多いこともあり、全国平均にかなり近い値となった。
甲信越北陸と東海の2地方は似た傾向を示している。チーズが約半分を占め、うすあじとカレーが票を分け合っている。ただし福井だけはチーズに1票も入らなかった。味の嗜好は関西圏に近いのかもしれない。
関西地方は軒並みうすあじ支持が高いのだが、和歌山だけはなぜか1票も入らなかった。
中国・四国、九州・沖縄の各地方は関西よりもうすあじの得票率が高い。また西日本では東北で強さを見せた「カレー」人気がいささか弱く、得票があったのは岡山、広島、愛媛、福岡の4県だけだった。