あの「池袋ウエストゲートパーク」こと西口公園が消滅の危機、理由は?
西武と東武に三菱地所が加わり、池袋がパワーアップする?
池袋は長年、西武鉄道と東武鉄道の2社を中心に開発が進められてきた。これに三菱地所グループがプレイヤーに加わることで、新たな息吹がもたらされる。
三菱地所グループは東京・丸の内や横浜みなとみらい地区の開発、全国のプレミアム・アウトレットなどを手がけ、ディベロッパーとしての実績は申し分ない。
池袋東口のサンシャインシティは1970年代後半に西武鉄道が開発した施設だが、2008年に三菱地所が子会社した。首都圏における第3の拠点として、同グループが池袋を重視していると見る向きもある。
池袋西口から延びる要町通りは、4年後にも新大宮バイパスを介して埼玉県さいたま市とつながる予定だ(練馬の古道「埼玉道」は「池袋の埼玉化」を予言していた!?参照)。
また、西武池袋線・東武東上線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線と相互乗り入れしている東京メトロ副都心線の池袋駅ホームは西口地下にある。計画されている高層ビルは地下通路で直結すると見られる。副都心線渋谷駅&ヒカリエと同じような関係になると思えばいい。
今回の再開発が成功すれば、新宿・渋谷、横浜方面に流れている買い物客を呼び戻すことができるかもしれない。