自転車発祥の地を自認する埼玉県は、「日本でいちばん自転車で暮らしやすい社会」を目指している。県の西半分は平地で走りやすく、日本一長いサイクリングロードもある。自転車保有率は全国有数だ。
一方で自転車乗車中の死亡者数は全国ワースト2位(42人)という不名誉な記録ももっている。亡くなった人の約8割は何らかの交通違反を犯していた。
そこで埼玉県は、若い世代をターゲットにした自転車の交通事故防止を訴えるポスターとチラシを作成した。デザインしたのはヒューマンアカデミー大宮校・マンガカレッジに通う女性2名。