「お隣さんが、ウチの水道を勝手に使うんです...」(佐賀県・30代女性)
地域で日々暮らしていく中で、欠かすことができないのが「ご近所」とのお付き合いだ。
しかしご近所という狭い空間では時に、人間関係や騒音、「ママ友」の衝突、あるいは地域ならではの面倒な習慣――といった、さまざまな「ご近所トラブル」に見舞われることがある。
このコラムでは日本各地からJタウンネット編集部に寄せられた、そうした「ご近所トラブル」体験談を紹介していきたい。
第1回は、佐賀県在住だというA美さん(30代・パート)の、ちょっと厄介なお隣さんとの体験談だ。
福岡から佐賀に引っ越してみたら
私が現在住んでいる家のお隣さんとのトラブルです。
約30年前に福岡県から佐賀県へ引っ越してきました。
私たち家族が引っ越してくる前からお隣さんは既に住んでいらっしゃいました。
そのため、新参者である私たちはあまり歓迎されていなかったようです。
引っ越してから一週間が過ぎた頃、ある事件が起こりました。
生活用水でしか利用していない水道のメーターの数字が異常に多かったのです。
最初のうちは原因が分かっていませんでしたが、ある日、母がたまたま隣の住人が我が家の外についている水道を利用しているのを目撃しました。
それからは外についている水道の蛇口を使えないように対策をしたところ、メーターの数字は一気に減りました。
その後も庭の花がなくなる、お隣さんのゴミが我が家の庭に降ってくるなどの被害を受けました。
時々、お隣さんと母が言い争いをしていましたが、解決することはありませんでした。
父が用意したある「作戦」とは
今度はガソリンを入れていたタンクがなくなりました。
数日後、お隣さんの車が廃車になったことを知りました。
他のご近所さんの話では、ガソリンを入れて車を動かしたところ、黒煙が出てきて慌てて修理依頼をしたらしいとのことでした。
そのガソリンは父のタンクに入っていたものでしたが、父は盗られることを想定してガソリンではなく水を入れていました。
この件をきっかけに以前より何かがなくなるということが少なくなりましたが、小さな被害は今でも続いています。(佐賀県・30代女性)
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