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チューチュー?ポッキン? これが地域別「折るアイス」呼び方マップだ

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2014.08.08 08:00
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ソーセージのような形状のプラスチック容器に入った氷菓「チューペット」。その正式名称を知っている人がどれだけいるか定かでないが、全国各地には様々な呼び名がある。

Jタウンネットは2014年7月15日から8月1日までの18日間、このテーマに関するアンケートを実施したところ(「チューペット」「ポッキンアイス」のこと、何と呼んでいた?参照)、全国から917名の読者に投票いただいた。

12ある選択肢のうち最も多かったのは「チューチュー、チューチュー棒」の363票(39.6%)だった。次いで「チューペット」が191票(20.8%)、「ポッキ、ポッキンアイス」が122票(13.3%)と続く。上位3つのニックネームで総投票数の約4分の3を占める。

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データを見ると、ある程度地域的な傾向が見て取れる。
最多を占めた「チューチュー」系はほぼ全国まんべんなく得票があった(青森・岩手・栃木・群馬・鳥取・高知・長崎の7県除く)。対して、製品名にちなんだ「チューペット」は、主に関西圏で支持が厚い。また、東京都でも2番手に入るなど、首都圏でも比較的認知度が高かった。
「ポッキン」系は北海道・東北・北関東・北陸・東海などの地域で強い。しかし西日本に入ると、がっくり得票数が落ちている。事実上、東日本限定の呼び方と言っていいだろう。
「棒アイス」「棒ジュース」などの系統は、東海圏の一部、そして距離を隔てた九州に比較的多いようだ。東海ローカルの「カンカン棒」「コンコンジュース」など、狭い地域でしか見られないマイナー呼称も存在する。

town20140804chupet_tihounokeikou.jpg

愛知・新潟は「ポッキン」

今度は県ごとの傾向を見ていく。
新潟は比較的票が分散している。最も多かったのは「ポッキン、ポッキンアイス」の6票(37.5%)。「チューチュー、チューチュー棒」は4票(25%)だった。
また「チュッチュ、チュッチュ棒」「棒アイス、アイスバー」「棒ジュース」「その他」の4つもそれぞれ1票入った。

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新潟と傾向は似ているものの、愛知は「パッキン、パッキンアイス」「ポキニコ」「コンコンジュース」、そして岐阜は「カンカン棒」などのマイナーな選択肢も票を得た。「棒」という語句を含めるのが東海風なのかもしれない。

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チューベットの会社がある大阪は「チューチュー」

先の記事にも書いたが、チューペットは大阪市港区に本社のある「前田産業」が製造・販売していた商品である。そのおひざ元の結果はどうだったかというと、「チューチュー」系と「チューペット」が票を分け合った。この2つで8割近い得票率を占める。愛知と比くらべると票の偏りが見られる。

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お隣の兵庫は1位と2位が入れ替わり、「ポッキン、ポッキンアイス」に2票(8.0%)入った。

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九州は「チュッチュ」が多いと思いきや...

福岡は今まで紹介した地域とは異なり、「チュッチュ、チュッチュ棒」が得票率トップだった(5票、25%)。「チュッチュ、チュッチュ棒」という呼び方は九州地方でポピュラーという説もあるけれども、福岡のほかはそれほど目立った差は見られず、また他地方でも一定の得票があるなど、今回のアンケートではとくにそのような傾向は見られなかった。

town20140804chupet_fukuoka.jpg

最後に取り上げるのは長崎。47都道府県で唯一、「棒アイス、アイスバー」が得票率トップに輝いている。「チューチュー、チューチュー棒」「チュッチュ、チュッチュ棒」が1票も入らないのは珍しく、福岡と同じ北九州にもかかわらず極端な差があった。

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投票は既に締め切ったが、「こんな設問でアンケートを実施してほしい」というご意見などあったら、下記のコメント欄に投稿してほしい。

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