大阪では「白色結晶」の落し物が多いらしい
所有者の元に戻ることはないのに...なぜ!?
通常の遺失物の場合、3カ月以内に落とし主が見つからなかったとき、拾った人はその所有権を取得することができる。ところが禁制品の場合、保管期間満了後は国のものになる。要するに落とし主の元へ戻ることはない。
ハンドバッグや封筒と白色結晶の所有者が同じなら、警察に連絡することは自首に等しい。名乗り出る人なんていないはず......と考えるのが普通だが、所有者が別々の可能性はゼロではない。
はっきりしているのは、ここ3カ月以内に、大阪でこれらの品が普通に発見されているということだ。拾得場所の内訳は、大阪市西成区が3件、同北区・中央区・天王寺区が各1件、岸和田市が3件、そして枚方市が1件となっている。