仙台駅の人気立ち食いそば休業、悲しむ声多数も...「年末には再開できそう」とのこと、良かった!
JR仙台駅の2階中央口改札横にある「立ちそば処 杜」の休業が、駅利用者の間で話題になっている。
10年以上前から現在の場所で営業しており、その味を愛する仙台市民は数多いのだが、2014年5月7日をもっていったん店を閉じることになった。コストパフォーマンスが高いと人気の高いメニューは「鶏から揚げそば/うどん」で、から揚げ2つ入りで360円だ。
仙台駅は2013年3月から2階の東西自由道路と駅舎改修工事に入っている。線路上空と東口には商業施設とホテルが建設され、駅自体がガラッと変わる。
隣のNEWDAYSには閉店の告知が以前から貼ってあったが、杜の方は4月29日に貼り紙され、多くの駅利用者の知るところとなった。
ツイッターには閉店を悲しむ声が相次いで寄せられている。
悲報
仙台駅の立ちそば、杜が5月7日で閉店です pic.twitter.com/Z0zICPybG2
— かいらび (@Kairabi_sen) April 29, 2014
@Kairabi_sen @pentax_k_m
全仙台市民へ。 悲報です。伝説の蕎麦店の杜が・・・閉店・・・・・
— anao (@anao13) April 29, 2014
@Kairabi_sen @adusa2gou ここの唐揚げ蕎麦大好きだったのに残念です。青春の味です。
— 大ちゃん (@daityan1124) April 29, 2014
残念、某所より美味しい唐揚げそばが......。 RT @Noriyuki0320 ありゃ、昨日見た時は隣のNEWDAYSにしか告知無かったけど、やっぱ杜もか... RT @Kairabi_sen 悲報
仙台駅の立ちそば、杜が5月7日で閉店です pic.twitter.com/2Ksa6Q1nXd
— 恵 知仁 (@t_megumi) April 29, 2014
もうこの店のメニューを味わえないのか――運営会社の「こばやし」(仙台市宮城野区)に尋ねたところ、担当者から次のような回答があった。
「決して閉店ではありません。駅だけでなく、当店を含む構内の商業施設もリニューアルするからです。はっきりとした時期はJR東日本の工事の進捗次第ですが、私の予想では年末あたりに再び営業できるのではないでしょうか」
こばやしの歴史は1920年に駅構内で弁当を販売したことから始まる。「網焼き 牛たん弁当」をはじめ、東北楽天の選手プロデュース弁当、ベガルタ仙台の選手プロデュース弁当などを製造販売する。仙台を代表する弁当メーカーだが、同社のルーツである仙台駅に対する思い入れは強いようだ。そう考えれば、鶏から揚げそば/うどんの激安ぶりも納得できる。
完全閉店でないことを知って安堵したファンもいることだろう。一日も早い営業再開が望まれる。