九州名物・豚の角煮は「三ツ矢サイダー」さえあれば自炊経験ゼロ男子でも美味しく作れる
2014.04.23 17:36
非料理男子でもつくれるメニュー
ところで、編集部員のAは、普段まったく包丁を握らない。親と同居していたときは食事はすべて母親がつくり、せいぜい皿洗いを手伝うくらい。1年前に1人暮らしをはじめたものの、マンションの1階がコンビニということもあり、まったく料理をしてこなかった。
「最近のコンビニは進化しているんですよね~」
ととぼけるA。Jタウンネットにグルメも扱うのに何ということか――怒った編集長がAに料理をつくるよう指令。与えた課題は「豚の角煮」だった。
角煮は九州を代表する料理の1つだ。九州農政局のウェブページ「長崎県の郷土料理、食材」には次のような解説が載っている。
「角煮はもともと中国料理で、宋代の有名な詩人、蘇東坡(そとうば)が好んだとされ東坡肉(とうぽうろう)ともいう。各家によく馴染んだ料理だけに、我が家流がある。一度に20個ほど作り、オフクロの味として、遊学中の子どもにも送られている。」
長崎だけでなく、豚の産地として有名な鹿児島でも郷土料理とされている。