「床に布団を敷かない」北海道、「広いベッド大好き」の沖縄...「眠り」に見る県民性がスゴイ!
引越し比較・予約サイトの「引越し侍」は、都道府県別のベッドに関するランキングを2014年3月19日に発表した。全体のベッド平均保有率は40.9%。世帯別にみると単身世帯が39.6%、家族世帯が45.0%だった。
都道府県別の平均保有率1位は北海道の44.60%。北海道の保有率が高かった理由について、「冬に布団を床に敷いて眠ると底冷えしてしまうため、ベッドの利用率が高いのではないでしょうか?」と引越し侍は分析している。
しかし保有率が低い県は、最下位から島根、宮崎、長崎、和歌山、福島だ。島根や福島も底冷えはきつそうだが......あるいは、北海道では広い家が多くベッドを設置しやすいことも影響しているのかもしれない。
京都「学生多い」石川「家には金を惜しまない」
北海道に限らず、ベッド事情には結構「お国柄」らしきものが透けて見える。たとえば、単身世帯のベッド保有率1位は京都の44.15%。京都市は、狭い物件も少なくないが、「学生の街」ともいわれる大学生の多さが影響している様子だ。
また家族世帯の首位だった石川(52.61%)は、住まいに出費を惜しまない土地柄といわれる。システムキッチンやウォッシュレット、IH調理器の普及率でも全国上位を占めている。
単身でもセミダブル・ダブルが好きな沖縄
そんな中、特にユニークな結果が出たのが沖縄県だ。
単身世帯におけるセミシングル所有率(33.28%)、ダブル所有率(19.04%)と、ともに全国平均を大きく上回っての1位に。
広いベッドが好きな県民性なのかと思いきや、家族世帯でダブルを使用すると答えた沖縄県人は38.13%と都道府県別で45位。広いベッドを1人で独占する――そんな贅沢な寝方が、南国・沖縄では人気らしい。